去年９月ごろに注文した生地がはるばるリトアニアから。コロナの影響で工場の操業が不安定なうえに船便もスケジュールがあってないようなものなので忘れていたところに届きました。グレインサック風の生地はアメリカでは大人気のため手ごろなお値段で入手できるのですが送料が生地以上にかかるのでとても注文できません。そこで探しに探していきついたのがリトアニアのお店でした。300ｇ/㎡の上質な生地です。
色違いの赤は横長クッションに仕立てましたがこの黒のストライプは正方形に。赤はどちらかといえばカントリー調になりますが黒はよりシャビーシックな雰囲気です。裏側には同じ色合いのざっくりとした無地の１００％リネンを使用しファスナーが大きく開くように作成しています。水通し処理後の織り目が縦横１センチ約１１～１２本（クロスステッチ生地２５～２８カウント）で縦横比が１：１のためクロスステッチにもお勧めです。
感覚に個人差があると思いますが生地はツヴァイガルトやＤＭＣの生地に比べて柔らかく針がすいすい入っていく感じで刺しやすく感じました。クロスステッチなので刺繍枠をご使用いただいたほうがきれいに刺せます。
生地について；
今フランス、アメリカで人気のファームハウス風インテリアに憧れて生地を探していたのですが日本国内では手ごろな物がなくアメリカのネットショップは海外に発送してくれるところがないため結局リトアニアのネットショップから取り寄せました。
期待にたがわず300ｇ/㎡のどっしりとした生地。赤のストライプも浮くことなく好みの色で早速以前から作りたかった長方形のクッションカバーに仕立てました。
長方形のクッションというとなかなか中身が売っていないイメージですが楽天でも’クッション ヌード 30 45’と入れると出てきます。
グレインサックとはヨーロッパで麦やジャガイモなどの穀物を保存するために使われる袋です。アンティーク物も数多く出回っているのですがダメージの大きいものが多く、またお値段的にもちょっと手を出しにくいことが多いのです。
