母に抱かれた赤児の僕の手に
白い蝶が静かにとまった映像を時々思い出す
それは僕の一番古い記憶だと思うけれど
はたして 記憶なのか夢なのか
いつも曖昧なまま脳裏に浮かぶ
そしてそれは
蝶がとまった瞬間
光の輪が
地平線に輪郭を描くように現れ 映像は消える
茶碗には
花弁や葉の周囲に入る細い色の帯
覆輪が茶碗には施されている。
花弁を縁取る本金
茶碗の形をくっきりと浮き上げるとともに
上品な素地の白色との対比を楽しむことができる
覆輪は茶碗の口縁部を補強するために覆う
細い金属製の輪のことを言う
飛びかんなの模様が静かな旋律を奏でているようである。
“オーラリアン”という言葉がある
蝶を愛する人々 という意味だったと思う
春の訪れを教えてくれる存在は待ち遠しく 愛おしい
抹茶碗を保管するのに最適なうこん布と、箱書きをした桐箱付です。
お茶碗が特殊な大きさのため 桐箱を作るのに少しお日にちかかります。
どうかお許しください。
最大幅 10.0cm (蝶込 11.7cm)
高さ 7.4cm (蝶込 9.5cm)
重さ 180g
※作品によって大きさ・深さ・厚みが異なります。よくご確認のうえご注文ください。
※ピンホールの無い完全品です。ピンホールがなくなるまで何度も焼き直しをし、丁寧に仕上げた逸品です。
※他の大きさや深さをご希望の方はオンラインストア(https://atelierono.stores.jp/)に多種掲載しています。ぜひご覧ください。
M5
